FUEGUIA 1833の作品を読み解く Vol.3
アコルデとメロディアで知る、香りの世界
作品を象徴する香りと、そこに重なるさまざまなニュアンス。
「Acorde(アコルデ)」と「Melodía(メロディア)」、それぞれの言葉から、FUEGUIA 1833ならではの香りの読み解き方をご紹介します。
アコルデ
Acorde
FUEGUIA 1833の作品を収める木箱や、Bitácora de Composiciónのカードには、2つ、あるいは3つの円からなる「Orbit(オービット)」があしらわれています。
そこに記されたアコルデは、作品を感じ取り、読み取り、表現するための言葉です。
それぞれのアコルデは、トップ・ミドル・ラストのように香りの移ろいを時間軸で示すものではなく、音楽でいう和音のように、それらが響き合いながら、ひとつの作品の個性や、その奥に広がる世界を描き出しています。
また、そこには香りの印象だけでなく、土地の記憶、歴史、地理、そして創作のインスピレーションが重ねられています。
たとえば植物を思わせる言葉が記されているときも、必ずしも使用原料を一対一で示すものではありません。
原料名としてだけではなく、風景、質感、作品に流れる空気を伝えるための言葉として置かれることもあります。
それぞれの言葉を辿りながら、まだ出会っていない土地を想像したり、香りの中に隠れた情景を探したり。
アコルデは、作品の世界へ入るための、小さな扉のような存在です。
メロディア
Melodía
メロディアには、その作品を形づくる香りの印象やニュアンスが、よりイメージしやすい言葉で記されています。
作品のアイデンティティを2つ、あるいは3つのアコルデで表すのに対して、メロディアでは、作品のなかに重なる香りの表情を、より細やかに辿ることができます。
気になる植物や香りの名前を見つけたら、ほかの作品と見比べてみるのも、ひとつの楽しみ方です。
同じ言葉が記されていても、作品によって異なる表情として感じられることがあります。
アコルデとメロディアを手がかりに、あなただけの香りの風景を探してみてください。