夢と光、それぞれを描く2つの香り

本日、ギャラリストコメントに新たな作品を追加公開いたしました。

 今回公開した「Alguien Sueña(アルゲン スエニャ)」は、アルゼンチンの作家ホルヘ・ルイス・ボルヘスの詩『Alguien Sueña(誰かが夢見ている)』から着想を得た作品です。

私たちは、“時間”がこれまでに見てきた夢の結果として生まれた存在であり、世界やその歴史、あり得る未来は、人々の夢によって形づくられていく――。
ジュリアン・ベデルは、この壮大な世界観をもとに同名の香りを創作しました。

カシスやグアバの酸味を帯びた果実に、ハーバルなグリーン、イランイランやオスマンサスの花々、バニラとインセンスの柔らかな余韻が重なります。春の庭で雲を眺めながら寝転ぶような、夢と現実の境界が溶け合う情景を思わせる香りです。

どこかで誰かが目を閉じ、今、新たな奇跡を夢見ている。その一つひとつの夢が想像力となり、まだ見ぬ未来を静かに育んでいく、そんなひとときを感じられる作品です。

「Luz sin Freno(ルース シン フレーノ)」は、アルゼンチンを代表する音楽家ルイス・アルベルト・スピネッタの楽曲から着想を得た作品です。

その名が意味するのは、“止まることのない光”。
ジュリアン・ベデルは、目には見えない架空の光を香りへと置き換える、共感覚的な発想からこの作品を創作しました。 

ベルガモットやビターオレンジ、バジルの爽やかな輝きから、温かく咲き誇るジャスミンへと移ろい、夏の陽光を思わせるまばゆい光の情景を描きます。 

降り注ぐ光が景色を照らし、あらゆるものに新たな輪郭を与えていく。どこまでも広がる光のエネルギーを感じさせる作品です。

ギャラリストコメントでは、ギャラリストの言葉とともに、それぞれの作品が持つ背景や情景、香りの魅力をご覧いただけます。

また、FUEGUIA 1833 では、ギャラリストが提案する香りのコンポジションをご紹介しております。
「コンポジション」とは、異なる香りを重ねることで、感覚やアイデンティティを自由に表現する体験です。ひとつひとつの香りに新たな奥行きを与え、コレクションをより深く探求いただけます。
香りが重なり合い、相互に作用することで、これまでにない表情が生まれます。 

上記の作品を使用したそれぞれのコンポジションをお楽しみください。

Composición

コンポジション

また、これまでの作品もすべて公開しております。
香りの重ね付けや組み合わせをお探しの方にも、新たな発見としてお楽しみいただけます。

※随時追加予定