Milonga Verde
ミロンガ ベルデ
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火を囲み、土を踏み鳴らしながら踊る
身体がぶつかり呼吸が絡み合う
燃えた葉の煙が夜風に混ざり、熱を帯びた緑が立ち上っていく
呼吸と鼓動を持ったグリーンの香り
揺れる葉を思わせるグリーン、夜を照らす焚き火のようなウッディスモーク。
焚き火で燻された葉の煙と激しいダンスで熱を帯びた肌の官能性が溶け合い、刹那の恋のような忘れ難い余韻を残す。
夜。森の中に立ち込める熱気。揺れる空気と煙。舞う葉と汗。木々の間から垣間見える光と影。目が離せない光景。
クラクラと痺れる。混沌とした匂いにいつまでも酔っていたい。
夜のダンスホールには不思議な湿度がある。
擦れた革靴。誰かの残り香。琥珀色の街灯。
孤独が孤独に触れるとき、すべてがバンドネオンの余韻へ溶けてゆく。
夜に煌めくものたちのための、煙を纏った緑の歌。
火と緑という相反する要素が共存する作品。燃え上がる煙の奥から現れるみずみずしい葉の香りが、
自然の生命力と躍動感を鮮やかに描き出している。
ミロンガの旋律に揺れる青葉の息吹。風に踊る葉のリズムはやがて情熱へと変わり、瑞々しい緑と柔らかな煙が溶け合う。
音楽が終わったあとも耳に残る旋律のように、肌の上で長く続く緑の記憶。
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