Jacarandá

ハカランダ

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ギターケースを開けた瞬間、樹脂の香りが充ち、指が弦を撫でるたびに深い木の歌が響いてゆく。
肌は共鳴箱になり、レザーの重みと時間の厚み、木の年輪のなかに刻まれた音と記憶を纏う。

– Ginza Gallery Manager / Y.T.

かつて音を奏でた樹が、今は香りとなって語りかける。

– Roppongi Senior Gallerist / R.N.

木、そのものの香りの余韻は、大好きな人から強く肩を抱き寄せられた時の安心感と似ている。

– Trainer / M.H.

"香水"とは何かを覆す作品。
ジュリアン・べデルは植物の多面的な表情を引き出し、声を授ける。
この褐色の液体は、木であり、楽器であり、音色であり、風景であり、歴史である。

– Azabudai Senior Gallerist / M.Y.

誰が気付いたのだろう?
木がこんなにも美しい音を持っていると。
誰が見つけたのだろう?
木がこんなにも美しい香りを持っていると。

– Trainer / E.N.